ハムサとは
ユダヤ人はお守りを最初に使用した人たちでした。ハムサは1500年以前の昔から、人々の間で使われている手の形をしたお守りです。
ハムサの手の形は、神の加護を表し、目のモチーフは悪の目から守る印と言われています。
手の形の中心に一つの目が埋め込まれていて、神の存在が常に私たちを守ってくれることを表します。
手の形をしたお守りは、邪悪な目から私たちを守ってくれる魔除けのお守りとして、イスラエルをはじめ中東諸国でも古代からあり、多くの文化に共通してみられますが、ハムサもその中の一つといえます。
現代でも日常的にお守りとして使われているハムサはカバラの伝統に基づくものでもあります。
今日では壁に掛けるだけではなく、幸運のお守りとして、ペンダントにして首にかけたり、ピアスにしたり、身近なアクセサリーとしても人々の間で広く用いられています。
DivaLightで取り扱っているハムサは、エスター・シャハフによって作られています。
エスターはテルアビブ大学で演劇と衣装、デザインを選考。
エスター・シャハフの作品は、オリエンタルとヌーヴォー、メディタレニアンとモダンの組み合わせなど様々な色彩とスタイルで表現されていて、ミュージアムショップや、イスラエルやアメリカのトップアートショップでも展示されています。
彼女は現在、ビンナミヤという絵画のような美しい町に住んでおり、イスラエルの持つ様々な文化を統合する仕事をしていますが、
以前、心臓病を患い療養した時に、ハムサを創り始めたそうです。
そのハムサは周りの人たちの評判を呼び、みんなのためにハムサを創っているうちに、エスターの心臓病は完治したという奇跡の実話もあります。
エスター・シャハフのハムサにはひとつひとつに名前や意味があり、とてもスペシャルなものです。
よしもとばななさんのホームページやTV、NHK、「エルアル(イスラエル航空)」の機内誌や「MISTY」に掲載され、「Tokyo ファッションエッジ」にも連載記事が紹介されるなど、その美しさと神秘的な魅力で日本はもとより世界中で愛されています。
「ハムサカード」は、日本は元よりイスラエル、アメリカ、ヨーロッパで発売され、日本では単行本「ハムサリーディング」も出版されました。
最近では「ムー」にハムサの特集記事と辛酸なめ子さんによる武藤悦子とハムサリーディングなどの体験記事が2号に渡り、掲載されました。